トレードは波乗りに例えられます。
上げ下げの波を描くチャート。
いまのドル円5分足チャートは高い波が立ったり乱れています。
いまアメリカ大統領選挙の影響で海が荒れているようです。
実際の海で、海が荒れていたら、船で海に出ようとしますか?
昔の相場師から、こう教わりました。
荒れた海の日は船を出すな
荒れた海に船を出したら危ないですよね。
当然のことですが、相場の世界では荒れた海に船を出して転覆する人が出ます。
アメリカ大統領選の影響で大きく動く危険があるのは事前にわかっていたことです。
FX会社も、スプレッドが開く可能性があることや、レバレッジ規制(レバレッジ下げる)など、事前にお知らせがある会社が多いでしょう。
しかし、初心者の人ほど、
大きく動く=大きく儲かる
と考える傾向があります。
大きく負ける可能性は考えない。
もちろん、大きな変動で勝つ人もいるでしょう。
しかし、秩序ない大きな変動に飛び込んでやるのはただのギャンブルです。
一時的に勝つことはあっても、続けて行けば結局は負けてしまうのがギャンブルです。
FXで1000万円近く負けた主婦の話
以前、テレビで放送された話です。
主人に内緒で、マイホームを買うために貯めていた頭金1000万円でFXをやりました。
ポンド円を買い、朝起きたら暴落で大損していたそうです。
ポンド円をやった理由は、
ポンドは値動きが激しいから儲かると考えた。
値動きが激しいから危ないとは考えず、儲かると考えてしまうんですね。
みなさんはどうですか?
値動きが激しいから、
儲かると考えますか?危ないと考えますか?