長い間負けている人は、自分を負けトレーダーだとイメージを持っていて、
その通り行動してしまいます。
「負け癖が付いている、負けが染みついている」
という表現もありますね。
トレードで勝っている人は、勝ちトレーダーのイメージを持っています。
勝っているから勝ちトレーダーのイメージを持っているわけではなく、
勝ちトレーダーのイメージを持っているから勝っているんです。
この自分のイメージをセルフイメージと言います。
何も意識していないと、人は過去のイメージを引き継いで行きます。
過去の自分の延長上で生きる必要はありません。
親や教師はドリームキラー(夢をころす人)になりやすいと言われます。
よくあるのが進路相談。
多くの親や教師は、過去の子どもを見て進路を考えます。
過去の学力、過去の言動などが延長するのを想定して考えます。
それはたしかに無難な考え方かもしれませんが、
未来の可能性を止めることになります。
過去の延長を生きる必要はありません。
過去に出来なかったことでも、未来では出来ることもあるでしょう。
昨日出来なかったことが、今日出来るようになることもあります。
しかし、過去の延長で生きると、過去に出来なかったことは未来でも出来なくなります。
どうせ出来ないと最初から挑戦しないこともあるでしょう。
昨日出来なかったことは、「過去はそうだった」というだけです。
成長して行くためには、過去のイメージは捨てて、新たなイメージが必要です。
今日は新たな1日です。
過去の延長上で生きる必要はありません。
これからの理想のイメージを描いて生きましょう。
前向きな態度でトレーディングすること。前向きな態度をとるからこそ勝つのである。
ポジティブ心理学の第一人者イローナ・ボニウェル
「ポジティブ心理学が1冊でわかる本」よりポジティブ心理学でコペルニクス的大発見だと思われるのは、
「成功するから幸せになるのではない。幸せだから成功するのだ」というものです。私たちは、「いい学校に入ったら幸せになれる」「出世して給料があがれば幸せになれる」「いい人と結婚すれば幸せになれる」と、いつも幸せを先送りしてきました。
しかし、ポジティブ心理学は、今、ここで幸せになれる、そして、その幸せがさらなる幸運を連れてくるということを、データで証明してくれています。
成功するから幸せになるのではない。
幸せだから成功するのだ。
勝つから前向きな態度になるのではない。
前向きな態度だから勝つのだ。
トレードは日常から。
▼動画 セルフイメージ、過去の延長上で生きる必要はない
私が出会った最も斬新な格言は、「人は心で考える」というものである。
この普遍的な真実はトレーダーにも当てはまる。
勝者の態度をよく観察すれば、その自信、あるいは確信の程度は想像を絶するものがあることに気づくだろう。
多くの人々は、勝者が自信と確信を得ているのは彼らが勝っているからだと思うが、実際は、勝者は自信と確信を得ているから常に勝てるのである。取引開始前に負けている自分を想像するようなトレーダーは、いかに取引手法が健全でも勝つことはできない。
「 自分が何をやってもうまくいかない」と心のどこかで思っていれば、いくら資金があっても破滅は避けられない。トレーディングに関しては高い意識を持って臨まなければならない。オリバー・ベレス; グレッグ・カプラ. デイトレード
マーケットで勝ち続けるための発想術 (Kindle の位置No.1842-1849). . Kindle 版.
参考書籍
成功するから幸せになるのではない。幸せだから成功するのだ。
実験結果に基づいて人生を豊かにする画期的心理学!!
“ポジティブ心理学”の第一人者イローナ・ボニウェルが、その最新の理論をビジネスや日常生活に応用できるよう解説した世界的ベストセラー!
最強のトレーダー養成機関「プリスティーン」が、勝者のセオリーを初公開!
デイトレーダーとして成功するための心構えを凝縮した一冊です。