![茶とらん先生](https://takafx.site/wp-content/uploads/2020/08/2024156.png)
エントリーしたら勝つことを期待してませんか?
![しろぬこたん](https://takafx.site/wp-content/uploads/2020/08/288407.png)
え?当然期待しますよ
ちゃんと勉強もしてテクニカル分析もしてエントリーしてますから
勝つことを期待?願っている?
![茶とらん先生](https://takafx.site/wp-content/uploads/2020/08/2024149.png)
期待が大きければ大きいほど
逆に動いた時に損切りできなかったり
損切りできたとしても
精神的ダメージは期待に比例して大きくなります
![しろぬこたん](https://takafx.site/wp-content/uploads/2020/08/288407.png)
期待するなってこと?
でも、期待しないって難しい
期待しないためにはどうすればいいのか?
単純に気持ちを抑え込んではいけません。
期待できないことを理解する
例えば、クジが10枚入っている箱があります。
当たりクジが9枚、外れクジが1枚。
ほぼほぼ当たりますよね。かなり期待できます。
逆にほぼほぼ外れるならどうでしょう?
当たりクジが1枚、外れクジが9枚。
どうせ当たらない、当たったらラッキーくらいであまり期待しないでしょう。
相場はどんなに勉強しようがテクニカル分析しようが、当てられるものではありません。
未来は誰にも予想できないからです。
期待するというのは、当たると勘違いしているからですね。
トレードで勝っている人は未来がわかったり、当てられるわけではありません。
世界のカリスマトレーダーでも、何百億円と稼いでいる日本の天才トレーダーでも同じです。
最初から当たらないものなら期待はしようがありませんよね。
トレーダーとパチプロは同じ
パチプロも同じで、打つ前に出る台(当たる台)がわかるわけではありません。
ではどうやっているのか?
「期待値を追う」という言葉があります。
「期待値を追う」ということは
「打つ時点で、収支がプラスになる可能性が高い(最善の)行動を取る」
ということです。
結果は誰にも分からないです。
「可能性が高い選択肢を取っているだけ」
と考えるのが良いと思います(^^♪
引用元:スロパチ錬金術ブログ http://ra9o.com/?p=10354
トレーダーもパチプロも勝っている人は、収支がプラスになる可能性が高い行動を取っている。
結果は誰にも分らないと認識して打っている、エントリーしている。
結果は誰にも分らないと本当に腑に落ちていれば、期待しようがありません。
サイコロを振って
1~5が出れば報酬1万円
6が出たら罰金5千円
こんなゲームであれば誰でも参加しますよね(^^♪
でも一回きりの勝負では6が出て5000円マイナスになるかもしれません。
二連続6が出る可能性だってあります。
二連続6が出た後にサイコロを振って6が出る確率は1/6です。
「三連続6が出る可能性は限りなく低い」のは
「サイコロを一回も振っていない状態の時」の話であって
二回6が出た後に6が出る確率は変わらないです。
このサイコロは条件がよすぎますが
例えばパチンコなんてものは
1…+20000
2…-35000
3…-10000
4…-25000
5…-30000
6…+110000
こんなサイコロを振っているようなものです(^^;
パッと見では期待値あるのかないのかよくわからない感じですが
期待値はプラスなのでこのサイコロを気長に無数に振り続ける…
そうすると長ーい目で見たときに少しずつ収支が右肩上がりになって
気が付いた時には一回当たりの収支が期待値くらいになっていた…
みたいなイメージですね(^^
引用元:スロパチ錬金術ブログ http://ra9o.com/?p=10354
次のエントリーが利益になるか損切りになるかは分かりません。
結果は期待せずに、可能性が高い選択肢を取っているだけと考えるのがいいですね。
1回損切りになってもがっかりする必要はありません。
勝つ可能性が高い選択肢を取っていれば、トータルでは勝てるようになっていますから。
エントリーしてもどうせ損切りになるだろうくらいに思ってた方が、損切りもしやすくダメージも少なくて済む。
大富豪でも、新しいビジネスを立ち上げる時には、失敗して当然と考えています。
大富豪は、儲けのしくみづくりが得意だといっても、仕掛けるビジネスがすべて大成功するわけではありません。
実際は失敗の方がはるかに多いのです。感覚的にいうと、100の事業を起こしたら90は失敗します。
一割も成功したら御の字です。
引用元:執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣 幻冬舎 新井直之著
100のうち、90も失敗するなら、最初から期待はできませんよね。
9割も失敗したらお金はなくなって行きそうですが、結果的にはお金は増えて行きます。
これはトレードの勝ち方と同じで、損失を小さくしているからです。
その程度の割合ですから、大富豪本人も初めから成功するとは考えていません。
失敗して当然だと思っています。そして上手に失敗します。
大富豪は失敗の仕方が非常にうまいのです。
「失敗しても深手は負わないこと。事業でも投資でも、損失はできるだけ小さくする。」
たとえば、ある大富豪が毎年10の事業を立ち上げたとしましょう。
投資金額は1億円ずつで年間10億円を使い、労力のかけ方はほぼ同じです。
成功率が1割なら、最初の年は9億円を失いますが、1つの事業が成功して毎年1億円の利益をもたらせば、10年で損した分は取り戻せます。
もし20年、30年と利益を生み続ければ、十分に元はとれるでしょう。
1割の事業が成功するだけでもいいと彼らは計算しています。
引用元:執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣 幻冬舎 新井直之著
トータルでプラス収支になる計算ができるかどうか。
そのためには、小さく負けること。
勝つことを期待しているとなかなか損切りはできない、受け入れられません。
どうせ損切りになるだろうと考えていたら、損切りは受け入れて、小さく負けることを意識しやすいかと思います。
私は小さい負けを積んでいくというイメージを持っています。
損失は回避不可能だから、損失は受け入れるしかない。
損失は受け入れるが、大きな損失はしない、受け入れないこと。
小さな損をしっかり積んでいく。
小さな損失で確定できたらヨシ!しっかり小さな損を積めたと考えます。
↓こちらはmyfxbookというサイトに登録した私の口座データです。
勝者=利食い、敗者=損切り
損切りのピンクの点が小さい範囲で収まっているのがわかると思います。
小さいエリアでピンクの点を付ける。そこに点を付けたら成功です。
トータルでプラスを目指すためには、自分のトレードを記録したり、上記のようなmyfxbookに登録して、自分の成績を把握しておく必要があります。
1回だけの勝負はただのギャンブルです。
記録を付けて、全体を把握しておく必要があります。
トータルでの黒字を目指す
ここにサイコロがあるとする。丁か、半か、答えは二つだ。
次の目は丁かな、半かな、どっちだろう、そう考えるのは例外なく素人だ。
素人は次の目を当てようとする。
玄人は、極端に言えば、1勝9敗でも勝つように張る。
トータルでの黒字を目指すのである。
引用元:阿佐田哲也勝負語録 サンマーク文庫 さいふうめい著
博打の玄人(プロ)でもサイコロの次の目は当てられません。
次に、丁(偶数)がでるか、半(奇数)がでるか、未来が見えなければ当てることは不可能です。
未来は見えなくても、勝つ方法は、トータルの黒字を考えて(計算して)張るということです。
「未来が見えないなら期待値を積むしかない」と言ってた方もいます。
まとめ
未来は誰にもわからないから期待できない
期待値を追うー可能性が高い選択肢を取っているだけ
結果は誰にもわからない、勝ったり負けたりするもの
負けは当然と受け入れて、小さい負けを積み上げていく
トータルでの黒字を目指す
トレーダーもパチプロも勝っている人は、収支がプラスになる可能性が高い行動を取っている。
結果は誰にも分らないと認識して打っている、エントリーしている。
結果は誰にも分らないと本当に腑に落ちていれば、期待しようがありません。
期待がなければ、損切りになっても精神的ダメージは少なく、次のトレードもいい状態でトレードできます。
9割くらいは失敗して当然ですから、1度や2度の失敗で頭を抱えて意気消沈するようなことはありません。
失敗のたびにネガティブな気持ちになっていたのでは、おそらく大富豪にはなれていないでしょう。
引用元:執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣 幻冬舎 新井直之著
トータルで勝つための考え方
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みんな勘違いしてない?相場は予想するものではないことをたかしキラキラさんが解説
担当編集・鹿内から一言
トレード1回だけで見れば、たしかに相場は上がるか下がるかの予想かもしれません。
ですが、統計的に、総合的に収支を考えるのなら、この動画で解説されている概念が当たり前のように身についていないと、かなり厳しいのではないかと思います。
なにをいってるんだ?という方にこそ、必ず見ていただきたい動画です。